今週のお題「ゴールデンウィーク2016」
公益財団法人 東京都歴史文化財団が出している「東京・ミュージアム ぐるっとパス2016」というものがあります。
「東京・ミュージアム ぐるっとパス2016」は一冊2,000円で都内79の美術館・博物館等の入場券・割引券が綴られたお得なチケットブック。2ヶ月間利用可。 東京・ミュージアム ぐるっとパス2018
GWに娘と出かけるのに非常に便利だったのでメモしておきたいと思います。
2000円で複数の施設に入場できる
子供連れで都内の博物館や動物園などに行くとき、子供料金は無料だったり安かったりすることが多いのですが、大人料金は割とかかります。そこでこのぐるっとパスを買うと、使い始めてから2ヶ月の間、一覧にある施設の入場が無料もしくは割引になります。施設の一覧と、どの施設が無料になるのか割引になるのかはこのページにあります。
http://www.rekibun.or.jp/grutto/museum2016.html
入場料が400~600円くらいのところが多いので、4~5箇所行けばもとは取れる計算になります。しかも今回はGW直前に買ってGW期間中も制限なく使えるのですでに元は取ってしまいました。
入場無料のところはチケット購入列に並ぶ必要がない
例えば上野動物園に行ったのですが、GWということもありチケット購入が1時間待ちという状態でした*1。ところがこのパスがあるとチケット購入する必要はなく直接入場門のところで見せて入ることができます。購入列は並ぶけれども、チケット購入すればあとはすぐに入れるという施設が無料の場合(かつ一緒にいる子供が無料の場合)、このパスを持っていることはかなり便利です。
入場料が割引の場合は普通に並んで購入する必要があるので、このメリットはなくなります*2。
ただし、すべての施設でチケット購入列に並ばなくていいとは書いていないので、都度施設の方に確認するのがよさそうです。
都営まるごときっぷ/東京メトロ24時間券 とのセットもある
いわゆる一日乗車券とセットでも売られいて、私は都営まるごときっぷをセットで買いました。
都営の場合、700円の乗車券2枚で+700円(2700円)で売られているので、一日乗車券1枚あたり350円になります。都営は(残念なことに)運賃が高めなので、350円はすぐに元がとれます。また、都バス・都電・日暮里舎人ライナーも無料なので経路を工夫すれば、かなりの場所にこの乗車券だけで行くことができます。
私の場合は、せっかくなので娘と初めての都電、日暮里舎人ライナーに乗ってきました。
残念な点もある
といいことづくめなのですが、やや残念というか使いづらい点もあります。個人的に一番使いづらかった点は、施設の一覧が地図になっていないので、こことここの施設に行ってこようという計画を立てるのが面倒な点です。おそらくこのPDFの最後のページが現状一番わかりやすい一覧の地図かと思います。この地図だと最寄駅はわかっても、最寄り駅からどのくらいかかるか、また地図だけでは施設名がわからない、無料なのか割引なのかわからないという使いづらさがあります。
http://www.rekibun.or.jp/grutto/pdf/exhibition2016_02.pdf
あと、ポータルサイトがあるのですが、2016年版がまだ準備中で2015年版のままです...
とはいえお得なことは間違いないので、もっと使いやすくなるといいなと思いました。 (小並感)